用語解説                                    
■アトピー性皮膚炎 現代病のひとつで、ひどいかゆみを伴う皮膚炎。アトピーとは「奇怪な」という意味。ダニやホコリ、カビなども原因にあげられていますが、個人差もあり、はっきりとした原因は未だ不明
■シックハウス症候群 (揮発性の高い有機溶剤)VOCによる室内の空気汚染のため、家の中にいるだけで起こる頭痛やめまい、目の痛み、疲労感などの健康被害。今、一般住宅やマンションでは高気密化がすすみ、冷暖房効果の向上など様々なメリットをもたらしました。しかしその反面、建材等から発生する体に悪い化学物質が充満するなど、「室内空気汚染」の問題が出てきています。人が一日に体内に取り込む空気は、重量にして約20Kgといわれています。これは、一日に摂取する食品の重量の約10倍! 健康な暮らしにとって、室内のきれいな空気がいかに大切かよくわかります。 
■化学物質過敏症 神経に異常が起き、ほんの少しの化学物質にも敏感に反応してしまう症状。室内の空気汚染が原因と考えられています。
■ホルムアルデヒド 刺激臭があり、常温では無色の気体の化学物質。水やアルコールに溶けやすく、その性質を利用した水溶液が、あの有名なホルマリンです。防腐・防虫効果があり、安価なので様々な製品に溶剤として使われているほか、合板に使われる接着剤に多く含まれています。シックハウス症候群の原因となり、また発ガン性もあることが証明されているため、WHO(世界保健機構)では、室内のホルムアルデヒドのガイドラインを0.08ppmと設定しています。
■VOC
(揮発性有機化合物)
揮発性(液体から気体になる)の高い有機溶剤を総称した呼び名。脂肪に溶ける性質があり、気体となって肺から血中に入るほか、皮膚や目からも吸収され、健康に重大な害を及ぼす恐れがあります。ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンがその代表です。家具に使用される化学塗料にトルエンやキシレンが多く含まれています。
■トルエン においが強く、麻酔作用や、皮膚・粘膜に対する刺激作用があります。シンナーの本体です。
■キシレン 塗料や印刷のインキ、農薬の溶剤などに使われる化学物質。麻酔作用や、皮膚・粘膜に対する刺激作用があります。
■室内空気汚染 室内の空気汚染の主人公にあげられるのは、ホルムアルデヒドやVOC(=揮発性有機化合物)の仲間のトルエン、キシレン。これらの物質は、住宅建材や化学製品だけでなく、家の中の壁面積の約1/3を占める家具に使われている合板や塗料にも含まれています。食器棚の扉やタンスの引き出しをあけた時のあの独特の臭いも、これらの有害な化学物質が原因なのです。