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ジオグリッド Q & A 集

Q1. ジオグリッドマットレス工法を一言で説明すると?
Q2. なぜ、この工法が地盤補強になるのか?
Q3. @テンサー Aタフネルとはどのような材料ですか?
Q4. この工法が適用できる建物の構造、階層は?
Q5. この工法のメリット・デメリットは?
Q6. 他の地盤補強工法と比較した場合は?
Q7. 杭基礎における不安点は、どのようなことがありますか?
Q8. 固化工法における不安点は、どのようなことがありますか?
Q9. この工法の施工費はどのくらいかかりますか?
Q10. ジオグリッドマットレス工法のPL(生産物賠償責任)保険とは?
Q11. 施工認定士とはどのような制度ですか?


Q1. ジオグリッドマットレス工法を一言で説明すると?

軟弱地盤に対する地盤補強の対策のひとつで、砕石等を用いた地盤置換え工法として、 財団法人日本建築センターの技術審査証明(審査証明第0011号)を得ています。
ジオグリッドマットレスとは、コンクリート用砕石をテンサーと呼ばれる高強度プラ スチック網で包んでマット状にした人工地盤を構成し、その下部及び側面に不織布タ フネルを敷設したものです。


Q2. なぜ、この工法が地盤補強になるのか?

テンサーの格子目による砕石の拘束効果と砕石相互のかみあわせ(インターロッキ ング)効果により荷重の分散が発揮され、強固な板状の人工地盤を形成し、浅い基礎 でも充分な支持力を発揮し、不同沈下を抑制します。

※技術的な根拠及ぴ112件に及ぶ施工実例は、財団法人目本建築センター発行 の建築施工技術・技術審査証明報告書(P34〜64)に記載されています。


Q3. @テンサー Aタフネルとはどのような材料ですか?

@テンサー
土構造物の強化を目的として開発された高強度プラスチック網です。

特徴1 土や砕石とよく馴染み、その透水性、通気性を損なうことなく高い拘束効果を出しま す。
特徴2 軽量で切断縫合が容易で、現場施工が簡便にできます。
特徴3 耐酸、耐アルカリ性に優れ、土中での長期耐久性があります。
用途 勾配盛土、軟弱地盤表層処理、路盤補強・構造物の基礎に広く使われています。

※テンサーは、三井化学産資鰍フ登録商標商品です。詳細は、同社発行のカタ ログ及び技術資料をご参照下さい。また、財団法人土木研究センターの技術審 査証明も取得しています。

Aタフネル
連続長繊維をスパンボンド法で成形したポリプロピレン製不織布で、土木用マッ トとして優れた透水性、耐アルカリ性を備えています。タフネル自体でもテンサーと 同じように地盤補強や保護に使用されます。この工法では、土中水の移動による 土粒子の流出を抑制し、水のみを地上に排水し、液状化対策としています。

※タフネルは、三井化学産資鰍フ登録商標商品です。詳細は、同社発行のカタロ グをご参照下さい。


Q4. この工法が適用できる建物の構造、階層は?

木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造・補強コンクリート造等及びこれらに併用さ れた建築物で、3階建かつ10m以下の建築物に適用できます。 (建物の平面および立体形状が著しく不整形と判断されるものは、適用外となる場合 があります)


Q5. この工法のメリット・デメリットは?

メリット1 地盤の軟弱度、深度、敷地面積に拘わらず、あらゆる建築地の条件に対応できます。
メリット2 施工中に騒音・振動公書が発生しません。
メリット3 材料の再使用(リユース)、再利用(リサイクル)が可能です。
メリット4 湿気対策・防温効果が期待できます。
メリット5 施工の欠陥による不同沈下に対する補償制度が完備しています。(生産物賠償責任保 険付保)

デメリット1 デメリット:@設計検討により施工できない場合があります。
デメリット2 施工費が物件によっては他の工法に比較し、高くなることがあります。 (浅い軟弱層の場合等)


Q6. 他の地盤補強工法と比較した場合は?

戸建住宅に対応する地盤強化方法について、下記のように簡単な比較表をご参 照下さい。

工法の種類 環境対策 狭地対策 近隣対策 施工日数
ベタ基礎 5〜7日
杭基礎 × × × 1〜2日
地盤改良(表層固化) × × 1〜2日
地盤改良(柱状固化) × × × 1〜2日
ジオグリッドマットレス 2〜3日
どの工法にも一長一短があり、条件を総合的に検討した上で、採用することが望 まれます。

※固化工法では、上記日数の他に土質及び含水率により数日の養生期 間が必要となります。


Q7. 杭基礎における不安点は、どのようなことがありますか?

@騒音・振動による隣家へ被害
Aセメントミルクエ法による地下水の汚染
B杭施工時のオオガ(掘削により、隣接地の地盤に影響を及ぼす危険がある)


Q8. 固化工法における不安点は、どのようなことがありますか?

@表層固化工法について

  • 施工時に強風などによる、飛散粉塵公害の発生の危険性
  • 固化層底部の土質及び含水率により、不同沈下発生の危険性
  • 土質により、六価クロムの溶出の危険性

    A柱状固化工法について
    土質及び地下水の影響により、充分な固結ができず、それが原因で、不同 枕下発生の危険性


    Q9. この工法の施工費はどのくらいかかりますか?

    施工費用は現場の下記の条件及び基本単価によって、決定されます。

    @ジオグリッドの敷設面積
    材料費テンサーSS2(1,420円ノu)・タフネルEX60(620円/u)・ HZロープ(20円ノm)
    敷設・ジョイントエ事費(施工認定±がいない場合のみ)

    A地耐カ及び建物構造
    マットレス層厚30〜50cm(材料費・砕石費用)

    B掘削費用・残土搬出費
    各施工会社にて見積

    Cその他
    設計検討書作成費用・登録管理料・派遣費用(諸経費)等 基本的には各物件について、見積書・設計検討書の作成の上、施工いたします。 参考見積例をご参照下さい。


    Q10. ジオグリッドマットレス工法のPL(生産物賠償責任)保険とは?

    ジオグリッドマットレスエ法を施工した建物が、その施工の欠陥により不同沈下等が 発生し、財物損壊または人身事故が起きた場合の補償に関し、大手損保会社の引 受による保険によって、補償制度を確立しています。


    Q11. 施工認定士とはどのような制度ですか?

    この工法は、戸建住宅耐震化協議会が認定する施工認定±が行うことと規定さ れております。施工認定士は、この工法の信頼性向上と施工晶質の確保を行うた めに定めた制度であり、単独でこの工法を施工・監理できる能カが求められておりま す。


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